本講座では確率分割モデルの推測を中心に、そのための離散数学、確率論を解説する。大学初級の統計学、確率論から出発する。
参考文献
竹村彰通 編(2003)『統計数理51巻：特集個票開示問題の統計理論』、統計数理研究所
Pitman, J. (2006) Combinatorial Stochastic Process. Lecture Notes in Mathematics 1875. Berlin: Springer.
| Ｑ.確率分割の統計解析 | 【講義レベル：中級〜上級】 |
| 日時 | ３月１７日（月）〜１８日（火）１０時〜１６時 （１０時間） |
| 講師 | 間野 修平（統計数理研究所）、渋谷 政昭（慶應義塾大学）、大和 元（鹿児島大学）、佐井 至道（岡山商科大学）、星野 伸明（金沢大学） |
| 申込受付期間 | ２月１０日（月）１０時〜２月１９日（水）１７時 ＞＞ 申込 ＜＜ |
| 受講料（税込） | ５，０００円（受付を確認後、２月２０日（木）〜２６日（水）の間に受講証で指定した銀行口座振込みで納入、 期日までに納入されない場合は、キャンセルとなります。） |
| 定員 | ４０名(先着順) |
| 内容 |
生態学調査で種 i の個体の観測数が c_i のとき、n=c_1+…+c_k が種の豊かさを表すデータで、n 個の個体の k 種類へのランダムな分割である。語彙(ゴイ)調査では文(corpus)の中の単語 i の出現度数 c_i が、語彙・文体の特徴を表す。このような「確率分割」のモデルとしては Ewens, Pitman の確率分割が代表的であり、集団遺伝学、ノンパラメトリック・ベイズ統計学、個人データ漏洩管理、ゲノム解析で利用されている。組合せ理論が基本で、確率過程の離散的諸側面に現れる。 本講座では確率分割モデルの推測を中心に、そのための離散数学、確率論を解説する。大学初級の統計学、確率論から出発する。 参考文献 竹村彰通 編(2003)『統計数理51巻：特集個票開示問題の統計理論』、統計数理研究所 Pitman, J. (2006) Combinatorial Stochastic Process. Lecture Notes in Mathematics 1875. Berlin: Springer. |
| 時間割 | |
| 会場 | 統計数理研究所 セミナー室５ 研究所周辺の地図 |
| 開場 | ９時３０分 |
