2017年 公開講演会

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過去の公開講演会の概要
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例年、教育・文化週間(11月1日~7日)関連行事の一つとして公開講演会を開催しております。この講演会では、一般の方を対象に、統計数理に関連したテーマをわかりやすくお話しします。

 空から眺める未来都市:空間ビッグデータと統計数理

  日時:   2017年11月7日(火) 午後1:30~4:30
  開場:   午後1:00
  場所:  

統計数理研究所 大会議室
会場への交通アクセス

登録不要・参加費無料
 

講演プログラム

山形 与志樹 (国立環境研究所 主席研究員/統計数理研究所 客員教授)

ビッグデータで将来の都市システムをデザインする


 私達の研究チームでは将来の都市システム(土地利用・交通・エネルギー・社会)をデザインすることを目的にしてモデルとシナリオを用いた研究に取り組んできました。人口減少や高齢化が問題となっている日本にあっても、東京をはじめとする巨大都市は成長をつづけていますが、いつかシュリンクする必要があります。むしろそれをチャンスとして、持続可能で活力ある都市システムを再生してゆくことは可能でしょうか。この発表では、東京都市圏における最新のビックデータ解析と、各種の統計モデルを用いたシミュレーション分析を組み合わせて、これらの問題について考えます。

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鎌倉 稔成 (中央大学理工学部 教授)

統計モデルによる災害のリスク評価


 自然は時として地震、津波、豪雨、河川の氾濫、火山の爆発等の猛威を震い、その度に人類はそれを恐れおののきます。どんなに科学技術が進もうが、地球規模の大きな災害を予測し、予防することは現状では困難です。自然災害の起こりやすさを的確に知り、起こったときにどのように対処するかが重要になってきます。私たちの研究グループでは自然災害の起こりやすさを分析するための統計モデルを開発し、空間的にその起こりやすさを説明するためのデータ分析の方法を研究しています。一般的に災害リスクは災害の頻度とその災害によって引き起こされる損失の積によって、決まりますが、損失の大きさは経済の問題と大きく関係し、測定値も十分でありません。ここでは、災害リスクとしての災害の起こりやすさを地図上の2次元空間にマッピングしたものとして扱います。また、災害予測は可能かという問題についても議論をする予定です。

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南 和宏 (統計数理研究所)

位置情報の活用とプライバシー保護


 スマートフォンの普及に伴い、我々の位置情報の取得が容易になり、多くの人々の移動履歴は、都市設計、防災対策といった社会サービス、また商圏分析等の商用ビジネスにも活用されています。その一方、位置情報から個人の行動が類推できるため、個人のプライバシーに関する情報が漏洩するリスクが懸念されています。本講演では、位置情報を安全に利活用するための匿名化技術を紹介し、統計モデルに基づく安全性評価が必要になることを議論します。

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オーガナイザー:川崎 能典 (統計数理研究所) 

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