調査科学セミナー / Survey Science Seminar

日時
2018年3月9日(金) 15:30~17:00

参加無料

場所
統計数理研究所 セミナー室5 (D313)
企画
データサイエンス共同利用基盤施設社会データ構造化センター
・ 統計数理研究所調査科学グループ
タイトル
継続調査の活用シリーズ3
地域高齢者の健康長寿を目指した「お達者健診」
講演者
河合 恒先生
(東京都健康長寿医療センター研究所 研究員)
講演概要

私たちの研究所では、地域高齢者のための包括的健診「お達者健診」を実施しています。
この健診は、病気の発見のためというよりは、脚の筋力や歩く速さ、噛む・飲み込む能力、 認知機能など「生活機能」の検査を主に行っていることが特徴です。

要介護化や虚弱化(フレイル)の予防には、生活習慣病予防だけでは十分ではなく、 生活機能低下予防が極めて重要なためです。研究所ではこの健診を通じて、地域高齢者の 生活機能の加齢変化を長期的に追跡し、健康長寿のための秘訣を調べています。

本セミナーではこの健診の概要と、この健診から得られたデータによる最近の研究知見、 今後の展望をご紹介したいと思います。

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参加連絡先
chosa1ism.ac.jp