ISM Research Memorandum
No.
986
Title:
(originally in Japanese)
Construction of the New Hash Function SSI160
Author(s):
YAGUCHI, Hirotake (Mie University)
UEDA, Sumie (The Institute of Statistical Mathematics)
TAKASHIMA, Keizo (Okayama University of Science)
Key words:
hash function; random number generation; statistical test
Abstract:
近年,情報セキュリティの観点から,ハッシュ関数の重要性は広く認識されるようになってきた。ハッシュ関数は,任意長のバイト列あるいはビット列を入力データとして,固定長の乱数値を出力する関数ととらえることができる。乱数値には,通常,一様乱数性が要求され,また出力桁数は,128ビットあるいは160ビット以上であり,最近はさらに長くなる傾向がある。よく知られているハッシュ関数として,MD5,SHA−1,RIPEMDなどがあるが,我々は k 番目の乱数値を非再帰的に生成する新しい擬似乱数生成法『実数シフト法』のアルゴリズムを利用した,新しいハッシュ関数SSIを考案したので紹介する。このアルゴリズムは,生成するハッシュ値の長さに依存しないが,統計的性質を詳しく調べた160ビットのハッシュ値を生成するSSI160について,その構築法,乱数性のNISTおよびランダムウォークによる検定,ハッシュ値の生成速度などについて述べる。