計算機の歴史:1971年 [前年] [次年]  [年別インデックス]

1971(昭和46)年


 全般的な運営は所長、部長及び所長が委嘱した委員から構成される運営委員会によって行われており、実際の計算業務は第4研究部を中心とした計算委員が担当している。

 現在設置されている計算機は TSK III ハイブリット計算機(昭和38年3月導入)、および HITAC 8500改良型である。(HITAC 8500改良型は46年2月に導入され、これは47年5月に HITAC 8700に変更される予定である。)

1)HITAC 8500改良型の主な機器

	・中央処理装置 I(524KB、G.M. 3.7μs)
	・中央処理装置 II(64KB、G.M. 40.0μs)
	・磁気ディスク記憶装置  5台(7.25MB/1台)
	・ラインプリンター      2台(1,250行/分 、625行/分 )
	・カード読取機          1台(1,470枚/分)
	・カードさん孔機        1台(300枚/分)
	・XY・プロッター        1台(200ステップ/秒)
	・紙テープ読取さん孔装置
	                        1台(読取1,000字/秒、さん孔100字/秒)
	・乱数発生機            1台

2)TSK III(ハイブリット計算機)

a)ディジタル部中央処理装置
   (HIPAC 103、コア4KW、ドラム8KW、G.M. 1,800μs)
	・磁気テープ記憶装置  2台
	・磁気ドラム記憶装置  1台(51,200W)
	・紙テープ読取機    2台(12,000字/分、500字/分)
	・紙テープさん孔機   2台(6,000字/分、500字/分)
	・ラインプリンター   1台(300行/分)
	・乱数発生機      1台
b)ディジタル・アナログ接続装置

c)アナログ部(日立製、ALS―1000)
	・函数発生機          2台
	・乱数発生機          2台
	・磁気テープ(6チャンネル)  1台
	・XY―レコーダー         1台
	・ペンレコーダー(4チャンネル)1台

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